こんにちわ。
前回に引き続き、本日も某の愛車ガチャピン号のオーバーフロー原因を探っていこうと思います。
今日はキャブレターのフロート室の油面を見るところから始めていきます。作業を始める前に1時間くらい燃料コックをプライマリー(負圧の掛らない設定にして燃料がキャブレターに送られる状態)に切り替えておきました。
経過観察した感じではオイルゲージの油面も変わらずでした。車両を傾けてもオイルゲージから見えるオイルは「じわ~~~っ」と油面が上がっていきます。オイルの粘土も注いだ時と変化はなさそうでした。
燃料コックをON(負圧が掛かる状態)に戻しておきます。
さて、本日使う特殊工具は「Tレンチヘックス 3mm」「燃料差し」「シリコンチューブ5mm径」の3つ。他は、燃料タンク外したりするドライバーやモンキーレンチなどの工具ですね。早速フロート室の油面を見てみることに。
確認方法はここを確認するとわかりやすいかと。
CVKキャブレター底の排出口にシリコンチューブを取り付け、ドレンボルトを緩めて油面を計ります。む、車体に取り付けた状態だと若干フロントが下がっているので正確な状態で計れないため、キャブレターを降ろすことに。
キャブレターを外すためにスロットルワイヤーを外したり、パワーフィルター外したり、某の冷却水補充したりと4気筒はやっぱり手間がかかりまするな。エアクリーナーボックス仕様でなかったことがせめてもの救いですね。
外れました。吸気側がガソリンの色素で少し汚れてますね。他は、年式相応という感じですね。
キャブレターに燃料を送って油面をそれぞれ計測。4連とも油面差は殆どなく、ZRX1100のサービスマニュアルの油面範囲内で問題なし。
一安心(´・ω・`)ほっ
しかし、オーバーフローの原因が油面狂いでないと、いよいよ原因がわからなくなってきました。たまたまフロートバルブにゴミが詰まって引っかかて溢れたガソリンが流れ込んだとかかなぁ???謎だ@@
お、フロート室のボディ内部にこびりついてた。
心配なのでしっかりフロート室・バルブ・ジェット、ボディ側の汚れと穴という穴を洗浄しておきました。次回のオイル交換まで様子見ですかね。今回は入り込んだガソリンの洗浄も兼ねているので、1000km程でオイル・フィルターの交換を考えてます。
キャブレターを車体に取り付け終えたついでに、キャブレターの同調も見ておこうかと工具を持参しましたが、今回は洗浄しかしていないので面倒臭くなってやめました。もう少し涼しくなって気が向いたら点検・調整することにします(´ー`)
試運転に出掛ける前にオイルを少し足しておきました。200mlくらい。中間より下ゲージくらいまで見えるようになりました♪
ひとまず、30km程走行してみました。
この程度の距離を走行しただけでは正直改善したのかわからないのですが、気持ち排気からのガソリン臭さが和らいだ気がします。これで解消してくれてればいいけどなぁ~。
しばらくガチャピン号は経過観察とします。
おしまい。