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世を忍ぶ仮の姿でこの世を生きる、はぐれインスタントエンジニアの奮闘日記。

BitLockerの回復キーはWindowsアカウントに保管しよう

 

こんにちは。
みなさん、パソコンを使っていて困ったことってありますか?

某は職業柄パソコンを良く使うのでまいっちんぐな状況に直面することもしばしばあります。

最近困ったというか焦った話なのですが、成果物の確認のために検証サーバーにアップする前に自前のノートパソコンにサーバー環境を構築して処理時間の計測を実施していたら、スレッドの閾値増やして大量のテストデータぶん回して数時間様子見していたところ、突然のシャットダウン。(うへ

負荷の掛かり過ぎで消費電力がアダプタからの最大供給電力を上回ってしまい、電力不足が起きてしまったようです。さらに内臓バッテリーまでスッカラカンな状態になってしまい、結果ノートパソコンが餓死してしまったと・・・。

 


欲張っちゃダメなのねぇ。
しかも、オーバーヒートも併発しててwindows起動画面で「ぐるぐる」と読み込みが終わらずサインインできない・・・ってなことがありました(꒪ཀ꒪*)グフッ.

 

 


そして先日、出向先でPC起動したら「BitLocker」によってPCがロックされるという不運が・・・。

 

BitLockerとは、Windows Vistaから搭載されるようになったドライブディスク全体の暗号化機能です。情報漏えいを防ぐためのセキュリティ機能の一つで、HDDやSSDなどのデータを暗号化することによって、万が一PCの紛失や盗難にあったときに他者から重要な情報データを閲覧できなくするものです。

ただし、Windows10ではProとEnterpriseとEducationが使用できる・・・という認識だったのだけど、某のPCはWin10Homeです。

なぜなぜどうしてロックが掛かってんねん!?・・・と、PC電源入れた途端に出てきて焦ってたわけです。

 

sp.joymate.co.jp

こちらの記事にも書かれていますが

と、システムドライブのみ機能を使用することが出来るみたい。。。

ふーん。
いや、こっちが意図して有効にした覚えはないのだが・・・パソコンの初期セットアップ時に意識せずに有効にしてるケースや稀にWindows Updateによって勝手に有効になっているケースがあるらしい。

 

 


やだこわぃ。

 

 

そしてこの一文が重要なのですが


ということ。

有効になっていた場合、回復キーが無いとドライブからデータも取り出せないだけでなく、Windowsのサインインすらできないという地獄が待っているというね。

会社組織が大きい場合、社用のWindowsアカウント上で回復キーを一括管理しているだろうし、基本的に開発資材や資産はクラウド管理されているので他影響は少ないはずですが、個人はローカル管理が普通ですもんね。(個人向けのサブスク利用してる割合どれくらいだろう??)

それにサインインできなくなるからと言って私用のPCならまだしも、仕事用PCでOSのリカバリするのは絶対に避けたい(´・ω・`)

 

 

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www.tablet-max.jp

 

上記の記事を参考に復旧方法を実施してみました。



某はWindowsサイン認証にWindowsアカウントを利用してサインインしているのですが、幸いWindowsアカウントに利用端末の情報を登録していたことで回復キーのバックアップが行われていたみたいです。

 


スマホ端末からWindowsアカウントへログインして回復キーの確認を行いました。

回復キ回復キーのバックアップー


回復キーを入力して無事にBitLockerの青い画面から解放されました(=゚ω゚)ノ

 


セキュリティ設定が変更されたことにより、PINの再設定が必要になりますが、設定が終わればいつも通りWindowsが立ち上がり業務復帰もできたのでほっとしましたよ。朝一の定例リモート会議には間に合わなかったですがね(;´・ω・)

 

今回は無事に復旧することができましたが、同じ現象に遭遇しても大丈夫なようにWindowsアカウントへ端末登録と回復キーのバックアップは必ず行うようにしたいと思います。

 

おしまい。