週末、ZRXのキャリパー交換をお願いしていたバイク屋から「バイク出来上がってまーす」の連絡が来たので、土曜に代車のPCXに乗って車両を取りに行ってきました。
・・・いつも思うけど、PCX150の便利さはヤバいですね。街乗りの足としては、これほど楽な乗り物ってある?ってくらい、このクラスのスクーターは便利です。燃費も良いですし。
買ったら買ったで、便利すぎてギア付きのバイクから遠退きそうな気がするので買いませんがw(置き場所、金銭的に無理だけど。)
話は戻りますが、画像の通りトキコ製6ポットからブレンボ製キャスティングの4ポットに変わりました。このタイプでは定番のゴールドキャリパーの装着が多いですが、元のトキコに近い色が良かったので、今回はチタンカラーを選択しました。
装着される前のイメージと実際に装着されているのを見比べてみて、なんというか思っていたよりシルバー色が強い気がします。ローターと同化して見えなくもないです?wまぁ、落ち着いた感じの色なので自分としてはGoodですが(*´▽`*)♪
しばらくはZRXメインにじっくり乗ってブレーキの感触を覚えていこうかと思います。
んで、取り外してもらったTOKICOのキャリパーですが、持ち帰ってきたのでそのままガレージのボックスに放り込んでしまおうかとも考えたのですが、使う予定がないにしろ、折角なら綺麗にしてから保管しておくことにします。手入れ次いでにふかふか・引きずり原因も改めて診ておきたいですからね。
では、分解する前に簡単にですがキャリパーの汚れを中性洗剤で落としておきます('_')
もちろん、パッドなどは取り外してからごしごし洗います。
片側だけでこんな状況です。洗わず分解していたらきっと手が真っ黒になってたでしょうね。もう片側も同じく汚れを洗い落とします。
洗い終えたので、洗面所はきれいキレイしました♪
では、早速バラしていきます。
ピストンツールを使ってピストンを外します。昨年分解してシール交換してたおかげで真ん中と手前のピストンはぬるっと簡単に抜けたのですが、赤枠のピストンがまた渋くて抜けません。ぐりぐり回しながら格闘してなんとか抜けましたが、このサイズの小さいピストンだけ動きが非常に悪くなります。(ほぼ固着)
ひょっとしてピストン終わったかな??
ダストシールを外してピストンと並べます。ダストシールは状態確認して使えそうなので汚れを拭き取ってグリス添加しておきます。ピストンはコンパウンドで軽く研いておきました。キャリパー側は竹串と綿棒使ってダストブーツ・シール溝を丁寧に掃除しておきました('◇')ゞ
綺麗にした後は、シール類を装着してピストンを差し込みます。綺麗にしているので力を入れなくても簡単に「シュコッ」とピストンが穴に収まりましたが、径の小さいピストンだけは押し込むときに若干の抵抗がありました(;´・ω・)
グリスで潤滑しても抵抗があるので、やっぱりピストンの寿命かもしれませんね。右側も同様に分解してみましたが、同じ位置のピストンがやっぱり渋いです・・・><
となると、交換前に感じていたいくつかの症状は、ピストンの押し引きがスムーズに動かなくなってしまったのが原因とも考えられます。(引きずりやパッド開き等)
ひょっとしたら、ピストン交換まですれば!?・・・とも思ったのですが、パーツリストでピストンの値段を調べてみたところ・・・
ピストンだけで、この値段ですよ。ダストシールと合わせると部品代だけで5万ちょいかかります。そりゃ、メンテナンス性のいい4ポッドにしますわ。賢い選択だと思います。
さようなら、トキコ。
ともあれ、サクッと組み立てて袋に入れて保管しておきます。
・・・多分使う機会は無さそうかな?20年間お疲れさまでした。
お次は、ローターですかね( ̄ー ̄)ニヤリ