えーどっとアール.com

世を忍ぶ仮の姿でこの世を生きる、はぐれインスタントエンジニアの奮闘日記。

ドライブ in 旧伊藤伝右衛門邸&赤身ステーキ丼(ちろりん村とくるみの木)


う”ぇぁ、う”ぅぇ。

 

こんにちは。
毎年の事ですが、梅雨時期に入り菜園の雑草の伸びが尋常じゃない!!
もう、吐きそう。

 


メヒシバ・カタバミ・ギシギシ・西洋たんぽぽと定番の雑草から、今年は特に地を這うように伸びる「スベリヒユ」が菜園内を侵略してきています。何が厄介なのかというと、草刈り機で刈り取るには背丈が足りず、生命力の高い多肉植物で刈り取れたとしても茎先5cm~10cm程あれば、再生と発根してしまうヤバいヤツなんです。

他の雑草は抜けば枯れるのに、多肉植物なだけあって、なかなか枯れないどころか、堆肥に混ぜたり、すき込んだりすれば、その場で大繁殖してしまいます。(ヒエー😱

 


なので、駆除には何より根気が必要で重層マルチで土を覆ったり、処分は抜いて草焼きするか、可燃ごみとして出す他、食べるしかありません。

 

 

 

 


食べるしか!!(う”ぇぅ”ーっ)

 

 

 

ちょっと調べてみました。
スベリヒユには悪玉(LDL)コレステロールを下げるオメガ3(EPADHA、ALA)が含まれており、ALAはホウレン草の5~7倍と栄養価が非常に高いのだとか。心血管機能にかかる負担が軽減され、動脈硬化心筋梗塞脳梗塞の予防にもつながると良いことづくめです。畑にとっては悪でしかないのになー。。。

 


早速洗って下ごしらえをしたら、ひとまず生食してみることに。こいつ、水に浸してたら元気になってきたぞ(笑)

茎の部分は若干のえぐみや青臭さを感じますが、葉はまったくクセがありません。サラダにはちょっと抵抗あるけど、湯通ししてあく抜きすれば全然いける気がします。シンプルにおひたしや炒め物なんかが無難そうですね。

 


軽く湯通しして和風味のナムルにしてみました。
気になるえぐみ(ホウレンソウにも含まれるシュウ酸のえぐみ)も減り、青臭さも消え、予想外にも美味しいです。生食時には感じなかったですが、熱を通すと若干の粘り気と微かな酸味が出てきますが、そこまで不快な感じでもなかったです。全然食べれるー!

調べれば色々とレシピが出てくるので、また増えすぎた際には食材としていろいろと調理してみようかと思います。まる。

 

========================================

f:id:arowe:20210728223743p:plain
さて、本日は飯塚市幸袋にある「旧伊藤伝右衛門邸」という所へやってきました。名前にもある通り、明治・大正・昭和時代に炭坑業で成功で巨万の富を築いた炭鉱王「伊藤伝衛門」と歌人の「柳原白蓮」が過ごしたとされる邸宅です。

数年前に朝ドラで放送されていた「花子とアン」でも話題になったのでご存じの方もいるとは思いますが、仲間由紀恵吉田鋼太郎がこの二人を演じていたのは記憶に新し・・・くはないか。そもそも一度も見たことない某(・´з`・)

ともあれ、こちら敷地面積約2300坪と広い土地に25部屋もある家屋が如何に裕福だったかが伺えます。これぞまさに豪邸と言えるでしょう。固定資産税高そうですねw

 


伊藤伝右衛門邸正門入口は、一言で言って立派!

 


入口の表札には同市出身の「麻生太郎前首相」による揮毫との記載があります。なかなか達筆な文字をお書きになるようで、名前を見たときは同姓同名で字が上手な方が書かれたのだと思っていました。ご本人みたいですね。

 


正門を潜って玄関口にきました。


屋内は外観のイメージ通りの古風な書院造りの室内かと思いきや



格調高き、重厚感のある洋館のような応接間や書斎があったりと、外観からは全く想像できない間取りになっていたりします。明治から昭和初期まで改築と増築を繰り返してきたこの邸宅は、主屋、長屋門、表物置、道具蔵、骨董蔵、事務室、書生室、ポンプ小屋で構成されているそうです。一般家庭でこんな家まずないですよね。

 


廊下なっげー。
ロングのパターマット敷けますね。

 


割と近代的なシャワーのある風呂場(笑)

 


そして、大広間がとてつもなく広い。
こんなに長い畳敷きの廊下を見たのは生まれて初めてです。

 


広間や二階の白蓮の居室から見える庭園は手入れが行き届いていて、景色も良く見ごたえがあります。なんて贅沢!!

主要な部屋すべてが庭園に面しているという点も日常的な生活空間を重視しているからなのでしょうか。周囲に高層な建物が建っていないのも景観を害していない点で良きかなー(*‘∀‘)!


庭園も一般開放されていて、園内を回ることができます。

 


飯塚市HPより
上空写真で見るとこんな感じ。広いですね^^;

 


当時は現在のような暑さではなかっただろうし、土地柄的にも過ごしやすかったのでしょうね。今は歩き回ると日差しの強さに滅入りますが_(:3」∠)_
日も高くなって暑くなってきたので、切り上げて昼食がてら涼みに向かいます。

 


本日ランチにやって来たのは、伊藤伝右衛門邸から徒歩1分程の所にある「ちろりん村とくるみの木」というお店です。



肉メニューがありすぎて迷っちゃうよ(*´Д`)
定員さんにこっそりオススメを聞きつつ、悩みに悩んだ結果

 


アンガス牛のロース赤身ステーキ丼+サラダスープ付き(1650円)」を注文しました。見た感じ、ステーキ丼というよりローストビーフ丼って感じですね。

 


スパイシーなブラックペッパーと香ばしく甘味のあるソースは、ちょっと不思議な味付けで食べ始めは「むぅ?」って反応でしたが、中盤には美味しいんじゃね?って気がしてきました。ちょっと肉に火が通りすぎてて硬かったのが残念でしたが、十分満足できるものでしたよ。

ごちそうさまでした。

 


以前紹介した若鳥伊藤伝右衛門邸から割と近い場所にあるので、土日祝日ならこちらもオススメです~(=゚ω゚)b

 

おしまい。