こんにちわ。
先日より昨年度分の確定申告書類の作成を始めました。毎年この時期に着手し始めるのですが、毎度のことなのでとても面倒に感じます。
予め月毎にある程度の支出をまとめ終えているのですが、勘定科目毎に仕分けたり、会計ソフトで電子化するのはこれからというところです。
中には感熱紙で出来たレシートの字が劣化して「読めねっ」てのもあり、透かしたりなどしてなんとか品名や金額などの情報を救出したりと地味に大変こともしばしば。今年は領収書やレシート関係は別途キャプチャして紙媒体とは別でデジタル保管しておこうと思います。
早め早めで終わるように頑張るぞぃ(`・ω・´)
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さて、本日はガチャピン号(ZRX1100)の整備に関するお話です。
令和3年の今年はガチャピン号の2年置きの車検年です。今年も定期点検をあのバイク屋さんにお願いしようと考えているところなのですが、点検とは別で修理を考えている箇所があります。その箇所というのは、カワサキGPZ900R系のエンジントラブルで有名なヘッドカバーガスケットからのオイル漏れです。
前回の定期点検でヘッドカバー周りのオイル滲みについて指摘を受けていたのですが、拭けばいいやろ程度で対処せず今に至ります。ただ、年々オイル滲みの量も増えてきているのは間違いありません。
そんなわけで、ヘッド周りの修理を車検前/車検時のどちらにするか、いったんプラグの状況を見つつ判断することに。
プラグを抜くため、フューエルタンクを外し1~4番プラグを抜いてチェック。いずれも距離相応に陽極が摩耗しているので、そろそろ交換のタイミングなのは間違いありません。気になったのが、4番のプラグとプラグキャップがオイルでべとべとしていることです。これがヘッドカバーガスケットのオイル滲みが原因で起こる「油没」の予兆であるのは間違いありませんが、現状問題なく走行できるので、車検まではいったん様子見することにして元の状態に戻すことに。
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再びエンジン始動を試みるが・・・アイドリングが安定しません。4気筒目が安定せず、エキゾーストパイプも熱くならないのでうまく点火されていないようです。先端は濡れていたのでカブってるっぽいのですが、ガソリンの匂いではなくオイル臭なのでウェスでふき取って再度セルスタート。
うーん、熱くならない。><
その日は、暗くなってしまったので翌日へ作業持ち越し(´・ω・`)
で、翌日。
朝から作業を開始!!
プラグが終えた可能性も考えられるので、今度は新品のデンソーのイリジウムプラグ「IU27A」が4本あったので全とっかえして始動を確認することに。
折角なので、スレッドコンパウンドを添付しておいた。ちなみに、NGKのサイトでは、「グリース等潤滑剤、焼付防止剤をネジ部に使用すると、標準締付トルクで締付けても締め過ぎになる恐れがあります。潤滑剤、焼付防止剤は使用しないでください。」とあります。この話題は賛否両論あるそうですが、結局どうなんでしょうね?
1~4番それぞれのプラグをフレームに当てての点火確認は問題なし。
マニュアルでは指定トルク「1.4kgf」なので、Nmで計算するとおよそ「13.7」となります。アラームは10%手前で鳴るように設定しました。
ちなみに、デンソーのIU27Aプラグはネジ径10mmなので推定トルク10Nm~15Nmとなっています。
いざ、始動!!!!
バラバラバラバラバラバラバラバラ........
バララララララバララララ....
バラララルン...
うん、2気筒。
4番が改善することもなく、今度は3番も不調に。ここから幾度となくタンクの積み下ろしとプラグの抜き差し、試運転を繰り返すこと4回。不発の4番にNGK標準プラグ「CR9EK」と入れ替えてみるも、改善せず。プラグコード不調か?若干被り気味か?とイライラが続きます。
それが幸いしてか、4番を手トルクで締めこんだ次の瞬間・・・
パキッ(音
あ・・・れ?
ネジ・・・・切れ?
返してくれよ・・・某のネジ(´・ω・`)。
というか、取り外し4度目にもなるとトルク測るのが面倒で手トルクで締め込んでしまったわけだけども、ある程度の加減はしたつもりでした。推定トルクの上限15Nmってラチェットで掛けるには結構な力加減だと思うんですけど。。。
筋トレしすぎで馬鹿力でちゃったとかですかね?ってそんなわけあるかぃヾ(゚ε゚ )ォィォィ
エキストラクター買って取り出すか考えたのですが、下手に試してエンジンヘッド内部に破片などが入り込んだりすると取り返しがつかないので、そんな状況だけは避けたいですからね。
最悪、ヘッド下すとかになる前に引き返すのが賢明かなと。
某の手に余りそうなので大人しくTGマジックにレスキューを依頼することにします。
助けて~~~~
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追記)
本日、驚愕の事実を目の当たりする。
今朝、ZRXのタンクを下して確認していたところ、たまたま用事でガレージに寄った某の叔父がバイクを診てあげるよということになりました。
・・・ ・・・
来て早々、エンジン不調の原因判明。
イグニッションコイルから伸びるプラグコードの差し込む順番がミスってました。某の完全な整備ミスです。
上記の画像が正しい順で、左コイルは1、4番へ挿し、右コイルは2、3番へ挿すようになっています。これが、初日のプラグ状態チェックの際に④を3番へ、③を④番に挿し間違って戻してしまったみたい。そりゃ点火タイミングが変わっておかしくなるわけですね。おじさんから指摘されて「あーー!!」って叫びましたよ^^;
正しい順番にプラグコードを挿し直して始動したみたら、エキゾーストが触れないくらい熱くなったので不調はこれが原因だったようです。。。。お恥ずかしい><
不調の原因がわかって本当よかったです。
以後、同じ失敗しないように心掛けねば(`・ω・´)