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世を忍ぶ仮の姿でこの世を生きる、はぐれインスタントエンジニアの奮闘日記。

ZRX1100整備(サスペンションセッティング)

最近、通勤スペシャルのCRM80の走行距離が増えてきたので、延命のため・・・というわけではありませんが、たまに通勤でZRX1100にも乗るようになりました。

 

そんなZRXですが、ずいぶん前から気になっている点が。
それが、コレ。

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OHLINS ショックアブソーバー(グランドツインタイプ)

KAYABAの純正ショックが錆びまくりの抜けまくりの漏れまくりでOH手遅れ状態だったので、奮発して交換したパーツなのですが。
装着して6年間ずっと、出荷状態時のプリロード位置から変えていません。

当初、純正サスよりもダンパー効くし、減速・旋回・加速どれをとっても良しと感じて満足していたのですが、最近普段乗りやスローペースのツーリングがメインになってきた自分にとって、このプリロードの位置が「かなり固く」感じるようになりました。

 

というのも、CRMのサスセッティングを試すようになって、ようやくショックの感覚が身体で分かるようになってきたから、そう感じるようになったというのもあります。
今までは、なんとなくだったのが、明確になってきた感じです。
ライダーとして、少し技術が上がって来たのかな・・・だといいですけどw
そんなわけで、楽しく乗るためにもリアショックのセッティングを見ていこうと思います。

 

オーリンズの正規品には、プリロードを調整するための専用工具が付属で付いています。
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それが、こちら。名前なんて言うのでしょうか。
オーリンズのサイトにはプリロードセッティングツールとしか書いてません。(知ってる人いたら教えてください。)

 

私のサスペンションタイプの調整は、フックレンチタイプではなく画像のようなタイプで調整していくようです。

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本来は、0G、1G、1G’をそれぞれ計測して基準となる伸び縮みを把握していきます。そこから、好みのセッティングを行っていくのがベターなんだとか。

今回はプリロードのみ調整で乗り味を変えるだけです。
調整位置を決めるために、回転数などが把握しやすいようにマジックで印をつけておきました。

ちなみに、私の体重は54kgなのですが、画像のような出荷状態時の位置ですとフロントフォークがノーマルだと完全に負けてしまってました。
加速時はいいですが、コーナーなどでは少しの挙動で急に倒れこむように曲がれてしまう感じ。低速で交差点に入るときは、急に倒れこもうとするので運転し辛いと感じてました。

ひとまずは、最弱から始め近所を走って乗り味を体感します。
交差点はセッティング前よりも力を抜いて曲がれるようになりましたが、若干立ち上がりに不満がでました。ガレージに戻って、少し固めます。

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まだ若干立ち上がりが「グンッ」と来ない感じがありますが、緩いコーナーは先ほどより気持ちよく曲がれるようになりました。
一旦、この設定で様子見しようかと思います。

この設定なら街乗りやスローツーリングでなら、すごく楽に走れそうです。
ただ、峠も考慮に入れると気持ち若干固めた方がいいのかなぁ・・・と思うところ。
あまり細かく考えると、ドツボにはまりそうなのがこの手のセッティングです。
いい感じのところで妥協した方が、いま今は良さそうですかねぇ~~~。 

減衰力調整も併せて調整してみてますが、こっちはまだ煮詰める必要がありそうです。

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さて、猫峠で疾走するぜ!(街乗り設定なのにw)